シンセサイザーオーケストラ部

世界でも珍しい?シンセサイザー・オーケストラ

 シンセサイザーを使ってアンサンブルをしています。基本的にはすべての楽器の音をシンセサイザーで出します。ひょんなことから、このようなスタイルになりましたが、きわめて珍しい形式だと思います。シンセサイザーは、まあどんな楽器の音色も出せるということで、オーケストラ・吹奏楽・ロックバンド・タンゴなどジャンルを問いません。世界でも珍しいということは、ユニークで注目すべき点もたくさんありますが、やっていく上で難しいこと、欠点もたくさんあります。ただ教育の中で取り上げていく上では、欠点を上回るメリットもあります。

 また市販されている楽譜はありませんので、その時々の部員に合わせ編曲をしています。

年間40曲以上練習します。

 シンセサイザーは、キーボードの形をとっています。(というのは、ウインドシンセといって、木管楽器の様なもの、シンセドラムといってドラムの形をとるものなといろいろ種類があります。)それだけに、小さい頃のピアノ・エレクトーンの経験者は、すぐにそれらしく弾くことは簡単にできます。ですから、多数の曲をどんどん練習することができます。年間40曲くらいをやったことも結構あります。一曲一曲を曲らしくすることは、比較的簡単にできます。でも、そこから先が本当に難関です。きちんとバランスよく仕上げるということは、至難の業です。何しろ自分の出している音は、ミキサー・アンプを経由して離れたスピーカーから出ているのですから。また鍵盤を弾く強さで音量は変化しますが、ボリュームは、つまみを1mm動かしただけでとんでない変化も出せますし、ペダルの若干の変化が音量の大きな変化にもなります。ですからそこから先が大変です。本当は、専属のPA担当がほしいのですが、人材と学校として普段の練習を考えると難しいのです。

自分のパートは?わかりません。

 実際、よくひとりひとりがパートを聞かれます。でも答えようがないことが多いのです。シンセサイザーだけに、曲ごとにやっているパートは違います。さっきはピッコロの人が、今度はチューバなんてことは当たり前だからです。ひとつのパートを極めるという考え方は、もちろんあるでしょうが、メロディをやったり、リズムに回ったり、オブリガートを歌ってみたりといろいろな経験が音楽をいろいろな角度からみられるようになれるかなと思っています。

 すべての曲が、部員の顔ぶれと技術を思い浮かべながらの編曲ですので、ひとりひとりの特色をできるだけ生かせるような曲作りをすることによって、それらしい曲に仕上がったり、易しい曲に仕上がったりと、編曲する大変さはありますが、出来上がったときの楽しみもひとしおです。

それいゆ祭写真

それいゆ祭写真

それいゆ祭写真

それいゆ祭写真

シンセサイザーオーケストラ部


シンセサイザーオーケストラ部


練習風景

練習風景

シンセサイザーオーケストラ部


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